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退職エントリ

退職エントリなどを書きます

願わくば我に七難八苦を与え給え

この記事は、ドMだと自分に言い聞かせるのだ Advent Calendar*1 の36日目です。

 

山中幸盛

そうです記事タイトルは山中幸盛

戦国時代の山陰尼子家の武将です。

尼子家が滅亡した時、月に向かって「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と言ったんですって。

悪いことが起きたからって凹んでるヒマなんて無いからって、「オイオイどうした月さんよォ!!オレはこんなことじゃへこたれねえぞ!?!?もっと傷めつけて苦しめてみろっつーの!!!」と、己を鼓舞したわけですね。

 

でもねー、人間もしこんなこと言っちゃったら、じゃあ例えば駅のホームでイキったヤンキーに肩ぶつけられたとかそういうちょっとした嫌なことあったら、「あーもしかして、これあのとき月に変なこと言っちゃったから、そのせいかな…」って思うと思うんですよね。

だからって人に相談したりはしないでしょうけど、なんかちょっと嫌なことあるたびにあの夜の月のことを思い出すわけですよ。

 

じゃあ逆に良いことがあったとするじゃないですか。

例えば誕生日に三日月宗近*2をもらったとしましょう。

「えーウソーいいの!?こんな良いもの…拙者なんかに…えーもう感激なんだけど」とか言ってるその心の中で、思うわけですよ、「いやおかしいぞ」と、「オレが月に注文したのは苦難のはずやぞ」と。

挙句の果てには「もしかしてこれは上げて落とすパターンのやつじゃないか?」とか疑い始めるわけですよ。「竹光のパターンか?」って鞘から抜いちゃったりめっちゃ刀身確認しちゃったりする。特徴的な身幅をじっと凝視してしまったりする。いつしかじっと見ることが目的にすり替わってしまい、お誕生日会もお開きになったのにずっと見ている。

そんな様子をやがて夜の幕を上った月もじっと見ていた。

 

そうして生まれたのが、再春館製薬所のドモホルンリンクルだったそうな。

 

 

2016年もド頭から僕のド頭がパンクするぐらい色々なことが目白押しで、1月がこれなら残りの11ヶ月はネタ切れで何もないんじゃないか?と思わずにはいられないのですが、ふと見上げた月が「そんなことないよ」と言ってくれているので、安心して1年間を過ごそうと思います。

今年もよろしくお願い致します。

 

*1:さすれば真のドMが来て肩代わりしてくれるであろうという言い伝え

*2:山中幸盛が所持していたと言われる刀剣。天下五剣のうちの一振りで、国宝。