なぜですか

書きたいと思ったことを書きます

読書メモ

読書メモ:飲茶『史上最強の哲学入門』1

こちらを読みながらのメモです。 ※ 解釈が間違っていることもありえますので、ぜひ本を読んで判断してください。 honto.jp 自己解釈込みの要約。 真理について 古代 プロタゴラス(紀元前485〜410) 真理は多角的で人・時・場所によってそれぞれ違うもの。 …

読書メモ:アリストテレス『弁論術』4

こちらの続きです。 mizunokura.hatenablog.com 第2章始まり。 弁論術はあらゆる対象を取り扱うことができる。 説得の証拠立てには2種類ある。 弁論術によらぬ手段で得られたもの。 弁論術によって得られるもの。 弁論術での説得には3種類ある。 1つ目は人柄…

読書メモ:アリストテレス『弁論術』3

こちらの続きです。 mizunokura.hatenablog.com 説得推論と論理的推論 一読してよく理解できなかったので転記する。 ところで、言うまでもなく、技術の名に値する弁論術の研究は説得の方法に関わるものであり、一方、説得方法は一種の論証である(なぜなら、…

読書メモ:アリストテレス『弁論術』2

こちらの続きです。 mizunokura.hatenablog.com 「議会弁論は術策の余地がない」 アリストテレスは、議会での弁論と法廷での弁論とが扱う事柄が同一であると考えている。しかしながら、彼が述べるところでは当時の弁論家たちの書く弁論の技術書はもっぱら法…

読書メモ:アリストテレス『弁論術』

こちらを読みながらのメモです。 honto.jp 弁論術(Rhētorikē)と弁証術(Dialektikē)について 弁論術は弁証術と相応ずる関係にある。 弁証術 (1)一般の通念からなる推論を材料に行う。 (2)あらゆる問題を扱う。 (3)問答によって議論を進める。 (…