なぜですか

書きたいと思ったことを書きます

2022-01-01から1年間の記事一覧

Fruition で Notion をブログにした

Notion をブログにしたいぞ Notion 便利ですよね。Notion がいかに便利かという話は今更なのでしませんが、個人ブログも Notion で書きたいなと思うぐらい便利だな〜と感じまして、どうにかブログにできないものかと思い「Notion ブログ」で検索してみたらば…

読書メモ:飲茶『史上最強の哲学入門』1

こちらを読みながらのメモです。 ※ 解釈が間違っていることもありえますので、ぜひ本を読んで判断してください。 honto.jp 自己解釈込みの要約。 真理について 古代 プロタゴラス(紀元前485〜410) 真理は多角的で人・時・場所によってそれぞれ違うもの。 …

これは胃カメラの感想文です

退屈な内臓だなあ 昨年末に初めて胃カメラでの検査をしてもらった。そして「退屈な内臓だなあ」と感じた。 胃カメラでは、挿入されているカメラの映像を自分も目の前に置かれた液晶で見ることができた。鼻から入っていくカメラ。細いとはいえそれなりに径の…

読書メモ:アリストテレス『弁論術』4

こちらの続きです。 mizunokura.hatenablog.com 第2章始まり。 弁論術はあらゆる対象を取り扱うことができる。 説得の証拠立てには2種類ある。 弁論術によらぬ手段で得られたもの。 弁論術によって得られるもの。 弁論術での説得には3種類ある。 1つ目は人柄…

成人の日

18歳で成人と言われてもな そう思っていることだろう。同じように筆者は20歳で成人と言われてもなと思っていた。法的な取り扱われ方が変わっても、具体的に生活の中で何かが変わるわけでもなかったし。 自分一人で満足に何かができるような社会的経験を積ん…

読書メモ:アリストテレス『弁論術』3

こちらの続きです。 mizunokura.hatenablog.com 説得推論と論理的推論 一読してよく理解できなかったので転記する。 ところで、言うまでもなく、技術の名に値する弁論術の研究は説得の方法に関わるものであり、一方、説得方法は一種の論証である(なぜなら、…

読書メモ:アリストテレス『弁論術』2

こちらの続きです。 mizunokura.hatenablog.com 「議会弁論は術策の余地がない」 アリストテレスは、議会での弁論と法廷での弁論とが扱う事柄が同一であると考えている。しかしながら、彼が述べるところでは当時の弁論家たちの書く弁論の技術書はもっぱら法…

読書メモ:アリストテレス『弁論術』

こちらを読みながらのメモです。 honto.jp 弁論術(Rhētorikē)と弁証術(Dialektikē)について 弁論術は弁証術と相応ずる関係にある。 弁証術 (1)一般の通念からなる推論を材料に行う。 (2)あらゆる問題を扱う。 (3)問答によって議論を進める。 (…

目標と読む本

今年の目標のひとつは積ん読の消化です。読む本のなかでも少なくとも読みたいとくに重ためのものをここで宣言することで、自分を追い詰めようと思います。 アリストテレス『弁論術』 青山一丁目のスピリチュアル系書店ブッククラブ回で購入したまま本棚に刺…

「あれみたいなやつ作ってよ」について

流行っていたりデファクトとなっていたりする他社のプロダクトを見たえらい人が、「あれみたいなやつ作ってよ」と言ってくるのはよくあることです。ここではそれがどうしてなのか、どういうことで困るのかについて書いてみます。 「あれみたいなやつ作ってよ…

作文に効く本

ふだん日本語で文を書く際や、日本語への翻訳をする際に有用な本などを紹介します。 筆者は副業で翻訳(おもに伊英→日)をしています。日本語への翻訳を主に行っているので、日常的に日本語文を書く機会に恵まれています。また、本業の範囲内で企業内での日…